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「古い伝統と新技術で地球温暖化防止に貢献」

 「モノ造りの町」東大阪市で、板金加工業を生業としている町工場です。
我々の使う材料である鉄板やステンレス板が入荷する毎に、材料の下に敷いてある梱包木材が残ります。当初は市の清掃工場へ持ち込み焼却処理をしてもらっていました。

 しかし、何か「もったいない」気がします。不要になった木材といえども、何年もかかって森で二酸化炭素をいっぱい吸収して立派になった木です。焼却したら、また、二酸化炭素に戻ってしまいます。何か有効に利用できないものだろうかと考えていました。

 そんな時、ふとラジオから「木炭の燃料以外の用途が見直されています」との放送を耳にし、「そうだ、我々の持つ板金・溶接技術で、この立派な木を炭にする炭焼き窯を作ってみよう」と考えましたのが、1999年の早春の頃でした。

 それから、炭焼き窯の研究・開発が始まりました。炭焼き窯に関する情報を収集し、1号窯を試作・検証し、2号窯へと研究開発を進めてきました。「炭やきの会」の杉浦銀治先生をはじめ、多くの方々のご指導やアドバイスを戴き、平成15年度の経営革新支援法の補助事業にも選ばれ、平成16年春に小型本格炭焼き窯「炭焼き達人」として、商品化し、発売することとなりました。

 森林は地球上の最大の二酸化炭素吸収プラントなのです。今、地球温暖化の原因とされている二酸化炭素を吸収してせっかく大きくなった剪定枝であれ、間伐材であれ、不用木材であれ、炭に焼けば炭素を固定することができます。炭になれば燃料に使わない限り分解することはありません。仮に、燃料に使っても、それは、再生可能エネルギー(カーボンニュートラルと言うのだそうです)で、化石燃料のような一方通行エネルギーではないのです。

 「炭焼きは、いつでも何処でも誰でもできる唯一の炭素の固定閉じ込め手段!」なのです。全国で多くの方々に炭焼きをしてもらいたいと思っています。そして、それらの炭を資源として有効に利用しましょう。

         平成17年 9月